コエンザイムQ10の効果

コエンザイムQ10はいびきに効く?

コエンザイムQ10は高い抗酸化作用を備えていることから、アンチエイジングなどの効能に注目が集まりがちですが、実は「いびき」にも効果が期待できるのです。
寝ている間にかくいびきは、本人はほとんど自覚できません。しかし、家族など周りの人が大変困っている場合が多いものです。
いびきによって睡眠の質が下がると疲労の回復やストレス解消が不十分となり、本人にとってもよくない影響が及ぶため、コエンザイムQ10の摂取を試すのも一つの方法といえます。
この記事では、コエンザイムQ10がなぜいびきに効くのかについてご紹介します。

いびきの原因とは

いびきとは、眠っている間の呼吸に伴う摩擦音のことです。
睡眠中は全身の筋肉がゆるむために、舌を含む咽喉まわりの筋肉も脱力し、重力の影響などさまざまな原因で舌が落ちこんで上気道が狭まります。
上気道は空気の通り道ですが、狭くなったところに空気が通ることで振動し、いびきが起こるわけです。
いびきの主な原因と考えられているのは、

などが挙げられます。
特に口で呼吸していると、重力によって舌が落ちこんで上気道が狭まりやすくなります。
また、肥満によって喉まわりに脂肪がつくと上気道を狭めることになり、いびきの大きな原因となるのです。

いびきの種類と症状とは

いびきには大きく2つの種類があるといわれています。
1つは「単純性いびき」と呼ばれるもので、鼻づまりや疲れ、風邪や飲酒といった原因で起こる一時的ないびきです。
原因が解決されれば、自動的にいびきも解消されると考えられています。
もう1つは、「睡眠時無呼吸症候群」を伴うもので、寝ているときは常にいびきをかき、他人から指摘されるほどの摩擦音を発します。
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に呼吸が停止する「無呼吸」の状態と、呼吸が止まりかける「低呼吸」の状態がくり返される症状です。
一般的に、無呼吸と低呼吸が1時間に5回以上認められる場合に該当するとされ、呼吸が停止するたびに脳が覚醒するため、眠りが浅くなるという弊害をもたらすわけです。
その結果、

といった自覚症状が現れることになるのです。

コエンザイムQ10がいびきに有効な理由とは

コエンザイムQ10を摂取することで得られる、いびきに関わるメリットには、直接的なものと間接的なものとに分かれるとされています。
コエンザイムQ10の持つ働きがいびきの改善に有効な理由をご紹介します。

咽喉まわりの筋肉のゆるみを改善するため

コエンザイムQ10は、人体のほぼ全ての細胞内に存在している脂溶性の物質です。
ミトコンドリア内において、体内に必要なエネルギー生産を助ける補酵素としての役割があるために、筋肉の機能を高める効能があると考えられています。
いびきの原因の一つである、咽喉まわりの筋肉のゆるみは、コエンザイムQ10の不足が招く筋肉機能の低下によって起こるとされています。
コエンザイムQ10を摂取することで筋肉の機能が高まると、鼻腔や咽頭、喉頭などの上気道を広げ空気の通り道が広くなり、スムーズな呼吸につながるとされています。
気道が正常な状態に戻ると、なめらかに空気が流れるため、いびきが鎮まりやすくなるわけです。
また、コエンザイムQ10は、睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療と関わりがあることも報告されています。
ある実験結果によると、睡眠時無呼吸症候群の患者12名に対し、コエンザイムQ10を服用させたところ、その半数以上にいびき改善の効果が現れたという報告があります。
さらに睡眠中のいびきが減少したことから、約半数の人が熟睡できたという回答も得られています。

代謝促進の作用があるため

間接的なメリットは、コエンザイムQ10の摂取によって代謝が促されることから、いびきの原因の一つとされる肥満の改善に役立つというものです。
コエンザイムQ10はミトコンドリアの活性化作用を持つために、代謝を促す作用も持ち合わせています。
細胞内小器官のミトコンドリアは、食物に含まれる脂質や糖質、呼吸で得られる酸素を代謝し、人体の生命維持に必要なエネルギーの90%を生産しています。
そのミトコンドリアの機能が低下すると、体内がエネルギー不足に陥り、基礎代謝量も下がってしまうことになるのです。
いびきの原因には肥満も関わっているため、根本的ないびきの解消には、本格的な減量も必要になるのはいうまでもありません。
基礎代謝を促す作用のあるコエンザイムQ10を摂取することで、肥満解消の後押しとなる効果も見込めることから、間接的ないびきの改善に有効とされているわけです。
これらのことから、コエンザイムQ10は活動時だけでなく、眠っている間にも必要で有益な成分であることが明らかにされたともいえるのです。

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