コエンザイムQ10の効果

コエンザイムQ10の代謝促進

コエンザイムQ10は、細胞内のミトコンドリアの中に存在する補酵素の一つです。
人が生きていくために必要なエネルギーの約9割は、ミトコンドリアの中で生み出されています。
コエンザイムQ10はミトコンドリアで効率的にエネルギーを生み出すための手助けをする働きだけでなく、栄養素をエネルギーに変換し、代謝を促すための働きも持ち合わせています。

この記事では、コエンザイムQ10にはなぜ代謝促進の作用があるのかについてご紹介します。

代謝とは

そもそも「代謝」とは、外部から摂りこんだ栄養素を分解・吸収し、人が生きていくために必要なエネルギーを生み出して消費するという一連の流れを指します。
人は代謝によって栄養素をエネルギーに変え、生命を維持したり筋肉を動かして活動したりできるわけです。
人が消費するエネルギーは、

の3つに大別されます。
「基礎代謝」は、眠っている間など安静にしているときでも消費するエネルギーです。
内臓の活動や呼吸、血液の循環、体温の維持など生命維持のために使われます。
基礎代謝の内でもっとも多くエネルギーが消費されるのは肝臓で、次いで脳、筋肉の順に消費量が高くなっています。
「生活活動代謝」は、家事や仕事、運動など、日常生活で身体を動かすことによって消費するエネルギーで、ダイエットなどで運動量を増やすことで消費されるエネルギーは、この生活活動代謝です。
活動する時間帯や強度によって消費量が変わるという特徴があります。
「DIT」は食事することにより、主に胃腸などの消化器官が活動することで消費されるエネルギーです。食事を摂ると体温が上がったり、発汗したりすることがあるのは、この代謝の影響によります。

1日に消費するエネルギー量に占める割合は、基礎代謝が約7割、生活活動代謝が約2割、DITが約1割とされてています。

代謝の低下によって現れる症状とは

生きていくうえで必要な活動に使われる基礎代謝が下がると、身体にさまざまな影響が現れます。
生きていくうえで必要な活動に使われている基礎代謝が下がることで、身体にさまざまな影響が現れます。
例えば、血行不良になり、冷えやむくみといった症状が現れたり体内の疲労物質の分解がスムーズにできず、疲れがたまりやすい体になったりと、健康面に大きな影響を与えます。

また、基礎代謝の低下とは1日の総消費エネルギー量が減少することでもあり、太りやすく、痩せにくい身体になってしまうことにもつながってしまいます。
他にも、肌荒れや髪のパサつき、爪の強度やツヤが失われるのも基礎代謝の低下によって現れる症状です。細胞を新たに作り出す働きが弱まるため、細胞が入れ替わる速度が遅くなることで、肌や髪、爪などにも影響するわけです。

代謝が低下する主な原因とは

基礎代謝を下げる主な原因と考えられるのは、以下のとおりです。

特に、加齢による基礎代謝の低下は避けられない原因といえます。
性別を問わず18歳ごろをピークに、年齢を重ねるにつれて基礎代謝は下がっていくのです。
運動不足や不規則な生活習慣も基礎代謝を下げる要因ですが、それらが引き金になって自律神経が乱れることにもなります。
交感神経と自律神経がうまく切り替わらないことで、血行不良を招くなどの影響により、基礎代謝の低下につながるわけです。

コエンザイムQ10とミトコンドリアの関係性

コエンザイムQ10の主な働きには「抗酸化作用」と「ミトコンドリアの活性化作用」が挙げられ、代謝に深く関わるのは後者に当たります。
1つの細胞には数百から数千単位のミトコンドリアが含まれていて、人体を構成する60兆個の細胞には、数京個のミトコンドリアが存在しています。
ミトコンドリアは、食物に含まれる脂質や糖質、呼吸で得られる酸素を代謝し、人体の生命維持に必要なエネルギーの約9割を生み出しているのです。

そのためミトコンドリアの働きが低下すると、体内がエネルギー不足に陥り、筋肉や内臓の機能も衰えることにつながります。
特に内臓の機能が低下すると疲れやすくなったり、太りやすくなったりする原因を招くといわれているのです。
コエンザイムQ10は、トコンドリアの働きを活性化するという、非常に重要な役割を担っていて、ミトコンドリアが適切に機能するためには、コエンザイムQ10の補助が不可欠なのです。
ただ、そのコエンザイムQ10は、体内における生産量が加齢とともに減少する性質があります。。
不足しないために日ごろから意識的に摂取し、代謝の低下による身体への影響を予防するのをおすすめします。

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